『吉兆さん』
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明けましておめでとうございます
青木水道です。
本年もよろしくお願いいたします!
大社町の正月行事、最も華やぐのが正月3日の吉兆行事。
地元では、敬愛の気持ちを込めて【吉兆さん】と呼んでいます。
吉兆とは、高さ10メートルあまり、幅1メートルほどの錦の幡(ばん)に【歳徳神(としとくじん)】と地名を縫い取りにした山車(だし)のことです。
3日の朝、各町内では鼕(どう)、小太鼓、笛のはやしで氏神の前に立て、神謡を唄います。
またこの日は、恐ろしい形相をした面を被り、きらびやかな神楽衣装を着けた「番内」さんが出てきて、孟宗の割の竹をひきずり”悪魔払い、悪魔払い”と大声で叫びながら町をかけ廻り、町内の知人宅の玄関先に立っては地面を力一杯に叩いて歩きます。
「番内」さんは、「吉兆」さんの露払いとして先導役をつとめた厄年の男で、地面を力一杯叩くことによって、自分とその家の禍事を祓いきよめて幸せになると信じられています。
私は小太鼓を叩いて参加しました!!!
吉兆を4方からロープで引っ張り立てる様子です↓
大変な作業です。
神楽殿にて神謡を唄っている様子です↓
今年も皆様にとって幸多き年となりますように